2020年研究大会の開催方法変更について

2020年研究大会の開催方法変更について

 

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、多くの学会が研究大会の開催方法の見直しを迫られています。当学会も、会員のみなさまにとって最も重要な研究活動の機会を維持するべく、様々な方法で開催の可能性を探って参りました。特に開催校の大阪市立大学のみなさまには、これまでの通常開催の準備に加えて、さまざまな代替案の調査・提示など、大変ご尽力いただきました。

しかしながら、会員および開催校スタッフの安全を最優先に考えざるを得ない以上、現時点では通常通り6月末に研究大会を開催できる可能性は乏しい状況です。また、他学会の予定・開催校のご事情・代替開催校確保の困難も考えると、延期も困難でございます。

このような事情から、ウェブサイト上でのペーパーでの成果公開、報告者・討論者の書面等による議論、および企画責任者による全体取りまとめの公表を軸とした開催に変更させていただきたく存じます(一部パネルのオンライン開催の可能性も含む。)

ご準備を進めて下さった各企画関係者の方々や開催校の皆様、交流を楽しみにされていた会員各位には大変恐縮でございます。完全中止の案も議論しましたが、大変魅力的な一連の企画を揃えていただいたこと、会員の成果報告の機会を確保する意義を考えて、このような判断に至りました。

当学会としては、このようにして公開される論文および報告は、本年度に限り通例の口頭報告と同等の業績として扱うことを承認致します。大会参加費助成の採択者におかれましても、実際に助成の支給は行われませんが、同様に考えております。業績目録やCVにおいて、必要ならばこの点を注記していただいて結構です。

あわせて総会・理事会についても、通常の会合や議決方法を採用できません。決算・予算、および新執行部の承認等の重要議題がございますが、以下で説明致しますように、例外的な方法で会員のみなさまのご意見を伺う形となります。

 

会員各位におかれましては、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

2020年4月20日

 

追記

2020年度研究大会企画の今後の進行と、総会運営については、下記のページをご覧ください。

第23回大会プログラム